ウィーンフィル コンサート [音楽]
先日、2年ぶりにウィーンフィルのコンサートへ行ってきました。指揮はニューイヤー・コンサートでもおなじみのズービン・メータ氏。この日は、ハイドン、ショパン、リヒャルト・シュトラウスと盛りだくさんのプログラムで、とっても楽しかったです。
ハイドン:交響曲第104番 ニ長調 Hob.Ⅰ-104 「ロンドン」
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op. 11 (ピアノ:ラン・ラン)
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」op.40
優雅な気分にさせてくれるハイドンの交響曲。あまりの心地よさにちょっと睡魔が襲ってきたり(笑)。続くショパンのピアノ協奏曲では中国人ピアニスト、ラン・ランさんを迎えて、それはそれは素晴らしい演奏でした。久しぶりに心から感動を覚えました。演奏後は拍手が鳴り止まず、アンコールにショパンのエチュードop.25-1エオリアン・ハープを演奏してくれました。演奏後、突然、仮屋崎省吾さんが客席から舞台に歩み寄って、ランランさんに花束を渡していました。ちょっとビックリしましたが、きっとファンなのでしょうネ。
休憩をはさんで、最後に演奏された「英雄の生涯」。100人以上のオーケストラ編成による演奏は、もう大迫力で、感激でした。家でCDで聴いているのとは大違いです。
そして、アンコールに答えて演奏してくれたのが、ヨハン・シュトラウスⅡのアンネン・ポルカとポルカ「雷鳴と電光」。新年はまだ3ヶ月程先ですが、「わ~い!ニューイヤー コンサートを先取り~」という感じで本当にウキウキワクワク楽しい演奏でした。夜7時開演で、終わったのが10時近く。でも、あっと言う間に感じました。そう、楽しい時はいつもあっと言う間です。チケットは決して安いとは言えない金額でしたし、形に残るものでもありません。でも、その時しか買えない時を買うということで、たま~にささやかな贅沢もいいかなと思いました。
そういえば、楽団員の方の中に一人、まさにサンタクロースそっくりな方が・・・。来年の元旦、ニューイヤーコンサート放送のときに要チェックです(笑)。
サントリーホールを後にして、六本木1丁目の駅に向かう道々、余韻にひたりながら、「楽しかったね~」と何度も何度も言ってしまいました。お金では決して計ることのできない、かけがえのない時を過ごせたような気がして、とっても気持ちの良い夜でした。
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