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ドライフラワーの管理について [花のこと]

先日、お教室にもご参加下さったことのあるKさんの邸宅におじゃましたところ、時間が経って色褪せたドライフラワー作品たちをまだ大切に飾って下さっていました。しかもその作品たちは欧州のアンティークのような不思議な輝きをもって、Kさん宅のその空間にしっかりマッチしているのです。そんな様子を目にして、ちょっと感動しました。自然のものが自然に色褪せていくってステキだな・・・と思えたのです。好みや人それぞれの感覚の問題ですが、お花たちがずっと変わらないでいるというのは、少し不自然な感じがして、私にはちょっと違和感があります。

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ドライフラワーには自然の優しさがあるせいか、自然の落ち葉たちと共演させても違和感を感じません。そう思うのは私だけでしょうか・・・。

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「ドライフラワーはどれくらいもちますか?」という質問を頂くことがしばしばあります。風のリボンでは、お買い上げ頂いた作品に以下のようなメモを添えてお届けしています。お教室にいらして下さる皆さまやドライフラワーにご興味がおありの方々のご参考になれば幸いです。

~風のリボンの作品について~


ドライフラワー 風のリボンでは、作品を手にした方が自然と微笑んでしまうような可愛らしい心温まる作品をお作りしたいと思っています。

作品に使用しております花材は、主にドライフラワー専門の農家さんやドライ花材専門店等より質の良いものを取り寄せております。(※自然乾燥のものと乾燥機で乾燥させたものと両方あります。)

今流行のプリザーブドにも捨てがたい魅力はありますが、風のリボンでは、自然の素材にこだわりたいという思いから、薬品加工を施していないドライの花材を主に使用して作品作りに取り組んでいます。自然素材のほのかな香りには自然の優しさがたくさんつまっているような気がします。また、永遠に同じ姿ではなく、変わりゆく姿にも美しさを感じます。

 

~ドライフラワー作品の管理について~


ご注文頂きました作品には、ホコリや色落ち防止の為、ドライフラワー専用のスプレーをかけてお届けいたします。※花材の種類や質により、スプレーをしない場合もございます。

ドライフラワーは紫外線や湿気、ほこりが苦手です。飾る場所、保管場所は、できましたら直射日光などの当たらない風通しの良い場所をお選び頂き、時々ホコリをはらってあげて下さい。ただ、ドライフラワーを置くのに一番お似合いの場所がどうしても日の当たる場所であるのでしたら、その限りではありません。一番似合う場所に飾って頂くのがドライフラワー作品にとっても幸せなことです。

ドライフラワーは薬品加工など一切施していない自然のものです。ですので、生花よりは長くもちますが、一生ではありません。季節や花材の種類にもよりますが、少しずつ退色が始まります。長いこと色褪せないものもございますが、色は必ず褪せてきます。ただ、褪せていく過程もとても素敵なものですし、また、飾る場所やインテリアとの相性もありますので、ドライフラワーの寿命はお客様の方でご判断して頂ければと思います。

ドライフラワーは大変デリケートです。お持ち運びの折、梱包開封の折には、どうぞお取り扱いにご注意下さいませ。

ドライフラワーが皆様の生活の中にとけこみ、少しでも心和む雰囲気を生み出すことができれば、心から嬉しく思います。          

~ドライフラワー 風のリボン~

~ドライフラワー 風のリボン~


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