サントゥスタッシュ教会 [2009年7月パリ旅行]
地下鉄Les Halles駅のすぐ近くで、ある大きな教会に思いがけずめぐり会うことができました。
スモモちゃんもビックリの大きな教会!
実は、地下鉄Les Halles駅に降り立ったのは、手芸店、ラ・ドログリーに用事があったからなのですが、ふと振り向くとこの大きな教会があり、三々五々人が入っていくのにつられて、手芸店に寄る前に私も中へ入ってみました。中に入ってみると、高い天井、そしてその天井に届かんばかりの立派なパイプオルガンに驚かされました。欧州の古い教会のかび臭さが何故か好きです。ステンドグラスに外からの光が差しこみ、教会の床にステンドグラスの色がゆらゆらと映っていました。そんな光景に感動しつつ、広い教会内をゆっくりと歩き、とても心穏やかな時間を過ごすことができました。週末には無料のオルガンコンサートがあるそうです。帰国をひかえていた私はコンサートに行くのは無理な状況だったので、とても残念でした。
名前も知らない教会。旅先で偶然めぐり会った教会。16世紀に建設が始まり、100年かかって完成した『サントゥスタッシュ教会』だと後で調べてわかりました。観光客で賑わうノートルダム寺院もいいですが、観光客のあまりいない静かな教会もとてもいいものです。観光ルートではないところで、こんな素敵な教会とめぐり合えるのも、何ものにも拘束されない気ままな一人旅の楽しいところだなぁと思い、ちょっとばかり幸せな気分になりました。
2009-11-01 15:19
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