モーリス・ドニ 美術館 [2011年11月パリ旅行]
まだまだダラダラと綴っております昨年11月のパリ旅行日記~
終わらないうちに、また、パリへ行ってしまったりして@@(笑)←あり得ませんわネ^^;
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NHKの日曜美術館で取り上げられて以来、ずっと私の心に残っていた画家、モーリス・ドニ。
昨秋のパリ滞在中、モーリス・ドニ美術館に行ってみました。
ここは、パリ郊外の町 サン・ジェルマン・アン・ レー 静寂に包まれた昼下がりの住宅街
そんな住宅街の小道を下っていくと・・・モーリス・ドニ美術館があります。
美術館の入り口。石畳の上の落ち葉が綺麗
モーリス・ドニの旧邸宅を改装し、そのまま美術館になっています。素敵な佇まい
敬虔なクリスチャンだったモーリス・ドニ。旧邸宅内には、小さな礼拝堂があります。ステンドグラスや壁画等を眺めながら、私は暫く礼拝堂に座っていましたが、少しずつ感動がこみ上げてきて、何だかナミダがこぼれそうになりました・・・。
旅の相棒・リスのスモモちゃんも、もちろん一緒に行きました。
「白い壁に絡まる赤いツタが綺麗ね~♪」と美術館の庭でくつろぐスモモちゃん
館内で作品を鑑賞した後、庭のベンチに座って、こんな景色↓を眺めていました。
弱々しい秋の光や、木々の間を渡る風を感じながら、ただ、ボ~ッとしていただけですが、
本当に久しぶりにゆっくりできた気がしました。
広い庭には、大きな木々が結構ありました。
柿の木や南天といった日本人に馴染みの植物も植えられていました。
スルスルッと大きな木の幹を登る影発見
その正体は、旅の相棒・スモモちゃんのお友達、リスでした。美術館の可愛い住人(笑)。
帰国後すぐに、東京新宿にある東郷青児美術館で開催していたモーリス・ドニ展へ行ってみました。作品数はフランスの美術館よりも豊富でした。温かな家族の情景を描いた作品の数々、特に子供たちを描いた、彼の愛情溢れる作品にとても癒されました。
右下のポストカードは『プリウレの台所』という作品。ドニは最初の奥さんに先立たれていますが、その病弱だった母親と一緒にいれずに、淋しい幼子を表した作品だったと思います。キッチンのドアに立つ、彼の小さな娘が、“可愛くて・でも淋しげで・そして何だか切なくて” 私の好きな作品です。
モーリス・ドニ美術館については、マダム・ド・モンタランベールのミュゼ訪問を宜しければご覧下さい。
静かな住宅街の静かな美術館、なかなか良いものです。
美術にうとく、モーリス・ドニという画家を知りませんでした。お恥ずかしい。。
かなり裕福な画家だったのでしょうね、ステキなお家にうっとりです。
晩秋の切なさも手伝って、こんな風景に包まれてベンチに座っていると
感情がどんどん膨らんできそうです。
いい時間を過ごされましたね~
スモモちゃんのお友達、どのあたりにいるんだろう??^^
by まる (2012-03-26 11:37)
おはようございます♪
モーリス・ドニという画家、私も初めて知りました。
母親の優しさが伝わってくる素敵な絵ですね。
晩秋のパリの美術館を巡る旅。。良いですね。
こんな素敵な場所でゆっくりと時間を過ごすと
心身ともに満たされそうです。
スモモちゃんも、突然の友人の出現に、驚いたこと
でしょうね^^
今日、27日(火)22:00~23:25 NHK総合で
『天海祐希のパリと名画と女たち』というパリの
オルセー美術館を巡る旅番組をやるそうです。
ご存知でしたら失礼。
by メロディー (2012-03-27 07:21)
まるさ~ん
コメント有難うございます。
お返事が遅くなり申し訳ありません!
私もそんなに美術に造詣が深いわけではないので、
日曜美術館で取り上げているのを見るまで
モーリス・ドニ、全く知らなかったんですよ~
何処にいても、こういう時間のすごし方は
心の栄養になりますよね♪
あと美味しいモノと小鳥さんも心の栄養ですよねっ。
スモモちゃんのお友達は素早い動きで
撮影不可能でした(笑)
by 風のリボン (2012-03-30 23:10)
メロディーさん
コメント有難うございます♪
お返事遅くなり申し訳ありません!
モーリス・ドニ、私も最近まで
全く知らなかったんですよ~。
家族に対する愛を感じる絵ばかりで、
本当に気持ちがあたたかくなりますよ。
風の音や、空からの光をゆっくり感じ取る
なんていうこと、日常ではあまりありませんよね。
意識してこういう時間を作ることも大事だな
と思いました。
☆番組情報有難うございました。見ましたよ~。
実は見るのは2回目。でも、教えて頂くまで
地上波でやるのは知りませんでした。
再度見て、新しい発見もあり楽しかったです。
セーヌ川、夜のクルーズに参加したくなりました。
by 風のリボン (2012-03-30 23:26)