パリ植物園はホッとできる場所 [2010年5月パリ旅行]
パリ旅行中のその日は、緑の中でちょっとゆっくりしたくて、パリ植物園(le jardindes Plantes de paris)へ行ってみました。植物園があるのはパリ5区。このあたりは文教地区のようです。最寄り駅はメトロ・ジュシュー駅。ジュシュー駅の開業は約80年前、17世紀から19世紀に多くの植物学者を輩出したジュシュー一族にちなんで名付けられた駅名だそうです(エヘン!調べました~笑)。
植物園の門。緑が絡んで趣きがあります。
5月の植物園。家族連れ等で賑わっていました。観光客はあまりいなかったように思います。
右のモミの木の枝ぶりが変わっていたので写真を撮ったのですが、帰国後、「この白いおじさんは一体誰っ?」ということで、写真を拡大して名前を確認して調べてみました。フランスの化学者、ミッシェル-ウジェーヌ・シュブルール(Michel-Eugene・Chevreul)。102歳まで研究を続けたとありました。102歳で人体の老化についての研究を始めたそうですが、程なく亡くなったそうです。102歳まで現役!スゴイですね~。人の寿命は生まれた時から決まっているような、そんな気がします。
ミッシェル-ウジェーヌ・シュブルール氏が勤めていた国立自然史博物館↓(植物園と同じ敷地内)
「うわぁ~っ!大きな木の実!」ドイツトウヒでしょうか???
園内には、小高い丘のような場所もあり、グルグルと登っていけます↓
アルプス園の入り口。たくさんの高山植物が管理されていました。
アルプス園には二つの区画がありますが、写真左のトンネルで繋がっています。植物園のスタッフの方々は丁寧に、そしてちょっと陽気に植物の管理作業をしていました。
写真手前のユキノシタに似た小さな花。何という高山植物でしょうか?アルプス園では、小さな子供たちが鬼ごっこをしていました(笑)。
アルプス園にはこんな小川まであり、何だか和みました。
これは何の木でしょうか? ふさふさとした実(?)が面白いのでパチリ! 緑のグラデーションがとてもステキです
アルプス園のこの小道↓の突き当たりに木のベンチがあるのですが、そこに腰掛けて、パリの5月の空気を楽しんだり、野鳥のさえずりに耳を傾けてみたり、ゆっくりと時を過ごしました。スズメより少し大きな小鳥が3羽、枝先で小競り合いをしている光景には「ハハハ~」と笑ってしまいました。
次回行く機会があれば、何か美味しいパンやケーキでも買って持って行きたいなと思います。
コメント 0