SSブログ

L'ARBRE A CANNELLE [2010年5月パリ旅行]

写真を見て、以前から食べてみたいと思っていた洋梨のタルト。パッサージュ・デ・パノラマにあるサロン・ド・テ、L'ARBRE A CANNELLE(ランブル・ア・カネル)へ行ってみました。お店の名前は、「シナモンの木」という意味だそうです。とてもステキな店舗は、19世紀の有名なショコラティエの建物をそのまま用いたのだそうです。20100610blogphoto3.jpg

お目当ての洋梨のタルト。チョコレートパウダーがかかって、美味しそうにお皿にのって出てきました~(写真撮影しておりません)。甘さ控えめでタルト生地も程よい柔らかさ加減、洋梨もカスタードもとても美味しかったです。気取った感じの味ではありませんが、私は大好きな味。一緒に頼んだコーヒーにはココアパウダーをまぶしたアーモンドが添えられていました。私の横の席では、毛皮を着てきたおばあちゃま(常連らしいです)が、1人優雅にランチを楽しんでいらっしゃいました。

お店の外からガラス越しに、美味しそうなお菓子が見えます。他のタルトも美味しそ~[るんるん]20100610blogphoto4.JPG

L'ARBRE A CANNELLE(ランブル・ア・カネル)は店舗がもう一つジュシュー駅近くにあります↓。数日後、もう一度洋梨のタルトが食べたくて(笑)、パリ植物園に行った帰り、ランチに寄ってみました。20100610blogphoto5.jpg

フランス語のメニューがよく分らないながら「エイッ!ヤッ!」と頼んで、出てきたのがコレ(笑)↓旅行中の野菜不足解消にはもってこいでした!生ハムも、オリーブオイル(バジルソースかな?)のかかったモッツァレラチーズも、生ハムの下のみずみずしい野菜も美味しく頂きました(そういえばフランスは農業国)。そして、何よりも出されたパンがとっても美味しかったのです~。どこのパンでしょうか。カルチェラタン界隈のどこかのパン屋さんのでしょうか・・・?20100610blogphoto1.jpg

そして食後に出てきました~洋梨のタルト[るんるん]パッサージュ・デ・パノラマのより大きいです。チョコレートの上にカスタード、そして洋梨がドド~ンと入っています。ここで頂いたのは、タルト生地が少々固かったので、スプーン一本で食べるのは少し苦労しましたが、こんなのは楽しい苦労ですな。ハハハ。紅茶はマリアージュ・フレール。南部鉄のティーポットにたっぷり入ってサーブされます。ダージリンを頼みましたが、濃い目が好きな私にはちょっと薄かったカナ。20100610blogphoto2.jpg

同じお店ですから、洋梨のタルトはどちらもそれぞれ美味しかったです。でも、何故だかパッサージュ・デ・パノラマにあるお店で出された方がサイズは小さいながらも、より美味しかったような気がします。お店によって焼く方が違うのかもしれませんね。

ジュシューのお店は静かでゆっくりと長居できる雰囲気、女性の一人客も何人か居ました。パッサージュ・デ・パノラマのお店は場所柄か賑やかな雰囲気でした。私が行ったときは、お店の方々(女性)はどちらもとても感じよかったです。また、行ってしまうかもしれません(笑)。

そうそう、ジュジューの店舗では、植物園で見かけた小さな可愛い坊や二人(お人形みたいでした)とそのお父さんとお母さんと一緒になりました。お勘定の時に、お兄ちゃんの方がお金を払う役をかって出て、すご~く自慢気にお財布からお金を出して払っていたのですが、払うことにあまりにも気を取られ過ぎたのか、お財布を誰も居ないテーブルの上に置きっぱなしにしたままで、お母さんに優しく注意されていました。まわりの大人たちは私も含めて大笑い。その時のその坊やの恥ずかしそうな顔と言ったら、本当に可愛らしかったです[ぴかぴか(新しい)]少し寒い5月の日でしたが、何だか微笑ましい出来事に出会い、心がホカホカになりました。

~ドライフラワー 風のリボン~


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。